豚肉を柔らかくする材料・下処理・調理方法!カレーもソテーもジューシーな食感に
豚肉しゃぶしゃぶに合う具材を徹底調査!子どもが喜ぶ意外な具材も!?
香り豊かな昆布やかつおの出汁(だし)にお肉をくぐらせていただく「豚肉しゃぶしゃぶ」は、主役の豚肉と一緒に野菜もたっぷり食べられるヘルシーメニュー♪
今回は、豚肉しゃぶしゃぶに合う具材を大特集!野菜ごとの最適な切り方や、子どもが好きな具材も併せてご紹介します。
野菜がもりもり食べられる秘策!豚肉しゃぶしゃぶの基本レシピ
豚肉とともに、野菜をたっぷり食べたいときに決め手となるのが「だし」。昆布やかつおでとった定番のだしもいいですが、だし自体に味をつけた「つゆだし」がおすすめなんです!今回は、甘めの醤油味にごま油を加えたボリュームのある、つゆだしを紹介します。
【材料:2人分】
<具材>
・豚肉(しゃぶしゃぶ用)…400g
※バラ肉、ロース、肩ロースなど
・白菜…1/8個
・水菜…1パック
・えのき…1パック
・長ねぎ…1本
※そのほかお好みの野菜を用意。
<つゆだし>
・昆布だし…1L
・醤油…大さじ4
・みりん、酒…各大さじ3
・ごま油…適量
【作り方】
- 野菜はそれぞれ食べやすい大きさに切ります。細め、薄めにカットすると火が通りやすいです。
- 鍋につゆだしの材料を入れ一度沸かしておきます。
豚肉や野菜をつゆだしにくぐらせていただきます。野菜に直接、味がつくのでもりもりと食べられますよ♪
豚しゃぶをもっとおいしくする3箇条!
豚肉、野菜、だしで構成される豚肉しゃぶしゃぶは調理法がシンプル。それゆえにおさえておきたい事なポイントがあります!守るべき3箇条としてまとめました。
1.「煮えばな」を逃さない!
「煮えばな」とは日本料理の用語で、汁物や煮物が煮えた直後のこと。わかりやすく言うと「ちょうど良く火が通ったタイミング」のことです。豚肉はグツグツ長く煮ると固くなってしまうので、肉の赤みが消えたあたりが、やわらかくて食べごろ♪
※生煮えは避け、しっかり火を通すようにしましょう。
野菜は、葉物や香味野菜など生でも食べられるものは1~2分程度さっと煮るとシャキシャキ感が残っておいしい!一度にたくさん入れずに食べる分だけお鍋に入れるようにしましょう。
2.野菜は「そろえて」切る!
野菜は切り方次第でおいしさが変わってきます。コツは「長さや大きさをそろえる」こと。大きさがそろっていると火の通り方もそろってくるので、お肉と一緒に食べるときにも都合がいいんです。
また、硬い大根やにんじんは、ピーラーで麺のように薄く削ると早く煮えて、だしやポン酢の絡みもよくなりますよ。
3.鍋シメの材料は「事前に」用意!
鍋料理は最後のシメまでが一通り。具材のうまみがとけ出した鍋だしまで余すところなく味わうのが醍醐味です。
しゃぶしゃぶのシメの定番といえば「雑炊」。ご飯を洗ってぬめりを取っておく、卵・薬味を用意しておく、など事前に準備しておくと、心ゆくまで豚肉しゃぶしゃぶが楽しめます♪
定番!野菜・きのこの具材
おなじみの野菜でも、切り方を変えるだけで食感や味の変化が生まれ、格段においしくなります。
白菜
鍋野菜の定番中の定番!しゃぶしゃぶには細切りがおすすめですが、繊維にそって「縦」に切ると歯ざわりがよく、繊維に対して「横」に切ると味のしみ方が良くなります。お好みで選んでみて。
水菜
一年を通して、比較的、価格が安定している水菜は家計の味方。すぐに火が通るので10cmほどの長めに切ると水菜独特のシャキシャキ食感がより楽しめます。
春菊
こちらも鍋野菜の定番。独特の風味が豚肉とよく合います。茎の断面の中心が白くなっていると硬いので切り落としましょう。
長ねぎ
通常のお鍋のときよりも薄い斜め切りが断然おいしい♪白い部分は、あまり火を通さないと辛味とシャキシャキ食感が味わえ、長めに煮るととろりと甘くなります。
もやし
買ってきたその日なら洗わなくてもOK。時間に余裕があるときはぜひ「ひげ根」を取ることをおすすめします。もやしの味も食感もワンランク上がります!
大根
しゃぶしゃぶのときにぜひやってほしいのが、ピーラーで削ったヒラヒラの薄切り。こうすれば短時間で火が通るので豚肉しゃぶしゃぶのお肉と一緒に食べるのにちょうどいいです。
にんじん
大根と同様、こちらもピーラーでヒラヒラ薄切りがおすすめ。
ごぼう
「ささがき」が一般的ですが、しゃぶしゃぶのときはできる限り「細く・薄く」が鉄則!ごぼうは香りがよく、うまみも強いのでシメも楽しみ♡
小松菜
歯ざわりの良さとほのかな苦味がある小松菜。茎は5mくらいの長さにザク切り、葉は長めでも大丈夫です。株元に土が入っている可能性もあるので、しっかり洗いましょう。
せり
爽やかな風味が特長のせりは豚肉の脂とよく合うので、豚しゃぶの具材にぜひ加えてほしい野菜のひとつ。生でも食べられるので10cmくらいにザクザクと切れば準備OK。あまり煮てしまうと繊維が気になるので「煮えばな」を逃さずに!
えのき
鍋の具材ではおなじみの、えのき。加熱するととろみが出て、つるんとして食べやすいですよね。おがくずのついた根本を切り落として半分の長さにカットしたら手でほぐしましょう。
しめじ
普通は、石づきをカットしてほぐすだけですが、ちょっと一工夫!しめじを細く割いてもおいしいんです。シャクシャクとした食感が病みつきに♡
舞茸
きのこの中でも、味・香りが格別な舞茸。食べやすい大きさに手でほぐします。煮込みすぎると、だしが黒くなりますが味に問題はありません。
豆腐
お鍋に欠かせない豆腐。木綿や絹ごしなど好みも分かれますよね。絹ごし豆腐や充填豆腐は崩れやすいですが、切り方を変えるだけで崩れにくくなります。その切り方は、なんと「三角形」!箸でつかみやすくなるそうなのでぜひお試しを♪
春雨
お肉や野菜のうまみを吸ったもちもちの春雨は鍋料理のお楽しみ。パッケージの表示通りに茹でて用意しておきましょう。
子どもウケ間違いなしの具材
小さい子どもは固くなったお肉が苦手な場合もあるので、やわらかくて食べやすいお肉系の具材を用意しておくとパクパク食べてくれますよ。
水餃子
皮がつるんとしていて、のど越しのいい水餃子。冷凍餃子をストックしておけば安心です。時間があるときは皮から手作りも。野菜たっぷりの餡を包んだ本格派なら子どもたちのテンションUPです!
肉団子やつくね
お肉が苦手なお子さんにおすすめ。ひき肉に細かく刻んだ軟骨を入れたり、にんじんや長ねぎなどのみじん切りの野菜を入れて栄養をUPさせる手もあり。つなぎに豆腐を加えると子どもが好きなふんわり食感に♡
ウィンナー
子どもが大好きな食材の代表格!ウィンナーのうまみが染み出すと鍋だしが洋風になるので、シメはご飯+チーズでリゾットにするとおかわりが止まりません♪
目先を変えて!豚肉しゃぶしゃぶに合う変わり種の具材
鍋シーズンで豚肉しゃぶしゃぶの出番が増えても、変わり種の具材があれば飽きません。
千切りキャベツ
鍋野菜といえば白菜が定番ですが、キャベツも合うんです。ザク切りよりも「千切り」がおすすめ。軽く火が通ったシャキシャキのキャベツを豚肉で巻いてポン酢を絡めていただく…これエンドレスです♪
レタス
「レタしゃぶ」もあるくらい、レタスは“しゃぶしゃぶ”すると生とは違ったシャクシャク食感になっておいしいんです。レタス1枚を4等分にしたくらいの大きめがおすすめ。
豆もやし
根っこを切り落とし、半分にカット。一般的な緑豆もやしよりも繊維がしっかりしているので歯ざわりがgood!
わかめ
春の「生わかめ」のシーズンならぜひしゃぶしゃぶの具材に追加して!10cmくらいの長めにカットすると食べごたえが出ます。お子さん用には短めにカットしましょう。
小ねぎ(万能ねぎ)
香味野菜の風味と豚肉は相性バッチリ!あえて長めに切って青ねぎの風味を楽しんで!
ニラ
こちらも香味野菜シリーズ。根本が硬い場合は1~2cm切り落とし、10cmくらいにカット。ポン酢にラー油を加えた辛めのつけダレがおいしい♡
パクチー
パクチー好きはぜひ!根っこがついている場合は鍋に入れておくと風味が増します。ただし、全員がパクチー好きのときに限ります。ポン酢もいいですが、ナンプラーベースのつけダレも合わせてみて。
薄切り餅
しゃぶしゃぶ用の市販品もありますが、切り餅があれば自分で薄切りにしても。お餅を薄く切るのは意外と難しいのでケガをしないようにご注意を。
トッポギ、トック(韓国の餅)
日本のお餅よりも歯ごたえがあってクセになります♡「トック」は薄切りですぐに火が通りやすいので、よりしゃぶしゃぶ向きです。
チーズ
カマンベールチーズやモッツァレラチーズも鍋の具材として隠れた人気。だしの熱で溶けたチーズはそれ自体もおいしいですし、豚肉や野菜で巻いて食べても絶品♪
ライスペーパー
ベトナム料理の生春巻きでおなじみですが、しゃぶしゃぶの具にするとモチモチで新感覚!ハサミで縦に4等分くらいにカットするとちょうどいいです。すぐに溶けるので鍋に入れたらすぐにお箸ですくってくださいね。
いろんな具材で豚肉しゃぶしゃぶを自由に楽しもう♪
今回は、野菜を中心に、豚肉しゃぶしゃぶに合う具材をまとめてみました。野菜は火が通りやすいように細め・薄めに切ると、味の絡みもよく、たっぷり食べられますよ♡
主役は豚肉のままで、ほかの具材やだしを変えるだけで、まったく別モノのおいしさに出合える豚肉しゃぶしゃぶ。いろいろ工夫してみてくださいね♪
監修・運営者情報
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