豚肉を柔らかくする材料・下処理・調理方法!カレーもソテーもジューシーな食感に
チャーシューの日持ち日数は?冷蔵と常温の賞味期限や保存方法を紹介
お弁当やチャーハン、ラーメンなどに大活躍のチャーシュー。
手づくりするならたくさん作りたいですよね。
お中元などでもらうことも多いチャーシューですが、せっかくならしっとり美味しく長持ちさせたいものです。
この記事では、料理教室を主催している主婦がチャーシューの日持ち日数や美味しく保存する方法、冷蔵と常温での賞味期限をご紹介します。
チャーシューが腐ってしまったときの見極め方も一緒に紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
手作りチャーシューの日持ち日数はどのくらい?
手作りチャーシューの日持ち日数は、冷蔵保存で5日〜1週間程度、冷凍保存では3~4週間程度といわれています。
また市販のものに比べて短いと考えておいたほうがいいですよ。
それは添加物が入っていないためなのですが、どのように作ったかも関係してきます。
しっかりタレを煮詰めて、殺菌効果のある生姜を入れて作ったチャーシューをキレイな保存容器に入れた場合、5日から1週間は冷蔵庫で保存できます。
もし長く保存したい場合は、小分けにして冷凍保存することをおすすめします。
市販のチャーシューの日持ち日数はどのくらい?
市販のチャーシューの日持ち日数は、冷蔵保存で5日~1週間程度、冷凍保存では10日~1年のものまでさまざまです。
市販のチャーシューは、未開封のもので真空パックされていて、添加物が多いほど保存期間が長くなります。
また、冷蔵庫で保存するよりも冷凍庫で保存するほうが長持ちします。
ですが、商品によって保存期間はバラバラですので必ずパッケージの賞味期限を確認してくださいね。
いくら添加物を使っていても、開封したものだと賞味期限は短くなります。
美味しいうちに早めに食べましょう。
チャーシューを常温放置したときの賞味期限は?
チャーシューを常温放置したときの賞味期限は、その日の気温にもよるため定義できません。
手作りチャーシューは常温で置いておくのは作ったその日だけ、市販のチャーシューも常温では使ったその日だけにして、すぐに冷蔵庫へ入れることを強くおすすめします。
というのも、チャーシューにはウエルシュ菌をはじめとする雑菌が繁殖しやすいのです。
とくにこのウエルシュ菌は熱に強くとても厄介です。
市販品はしっかりと殺菌された調理器具で作られていますが、そうではない環境での手作りのチャーシューですから、作ったらなるべく早く冷蔵庫に入れるほうがいいでしょう。
チャーシューを冷蔵庫で保存したときの賞味期限は?
チャーシューを冷蔵庫で保存したときの賞味期限は、手作りでも市販のチャーシューでも5日から1週間程度です。
作るときの箸やトング、保存容器をしっかりと消毒しておけばより安心ですね。
手作りの場合は保存容器に入れるときにチャーシューをカットしてしまうと、手や包丁、まな板の雑菌がついてしまうため、鍋からそのまま保存容器に移しましょう。
チャーシューは塊のまま保存したほうが、乾燥が防げるのでしっとりとした状態を保つことができますよ。
タレを薄味で作ったり、しっとりさせるために低温調理したものだと、賞味期限は2〜3日と短めに考えておいたほうがいいでしょう。
2〜3日で食べきれなさそうな場合は、早めに冷凍保存することをおすすめします。
チャーシューを冷凍保存したときの賞味期限は?
チャーシューを冷凍保存したときの賞味期限は1か月程度と一般的にはいわれています。
しかし、料理教室を主催し、いつもお料理に向き合っているわたしの感覚では、チャーシューは2週間程度が美味しく食べられる基準です。
というのも、冷凍保存すると乾燥してしまいますし、冷凍庫の匂いも移ってしまうからです。
一般家庭では、チャーハンかラーメンにチャーシューを使うことが多く、チャーシューの味が落ちると料理全体が美味しくなくなってしまいますよね。
なるべく長く保存したい場合は、解凍と冷凍を繰り返さないために1回に使う分ずつ小分けし、ピッタリとラップで包みます。それを密封できる袋に入れて、急速冷凍させるために金属製のトレーに乗せ、冷凍庫に入れましょう。
解凍するときは自然解凍をさせると、水分が抜けずに美味しく食べられますよ。
市販のチャーシューの冷凍保存は、それぞれの商品によって推奨されている方法が違いますが、ラップに包まずに冷凍させるのはNGです。
解凍すると、チャーシューがスポンジのようにスカスカな見た目になり、味もパサパサで、まったく美味しくなくなってしまいます。
そのため、市販のチャーシューを冷凍する場合は、パッケージをよく読むことをおすすめします。
チャーシューは腐るとどうなる?
腐ってしまったチャーシューは、見た目や匂いに変化が生じます。
見極めるポイントは以下の2点です。
- 糸を引いているか
- 変な匂いがするか
まず、1つ目のチャーシューが腐っているかどうかの目安として、ラップを開くときに確認したいのが、糸を引いているかどうか確認してみて下さい。
表面のぬめりを触ってみても脂分との見分けがつきにくいので、”糸を引くか” よく見てくださいね。
糸を引いて粘りがあるような場合は腐っている可能性が高いので要注意です。
2つ目は、 “変な匂い” がするかどうかです。
腐ったチャーシューからは酸味のある臭いやアンモニアの臭い、納豆のような臭いがします。
いつものチャーシューと臭いが違って「あれ?」と違和感を感じたら、細菌が増殖して腐っている可能性が高いため食べるのをやめましょう。
上記のようなチャーシューは食べても美味しくないので、確認せずに食べてしまってから違和感を感じたときはすぐに吐き出してください。
子どもに食べさせる前には必ず確認したいですね。
もしチャーシューを食べたあとに腹痛や下痢、吐き気などの症状があらわれた場合は医療機関を受診しましょう。
チャーシューの保存方法
チャーシューを美味しく保存する方法をご紹介します。
家庭用に真空パックができる機械も売っていますので、作り置きが多い家庭なら専用の機械を使うのがおすすめです。
今回は真空パックする機械を持っていない家庭でもできる、おすすめの保存方法を以下でご紹介します。
タッパーでタレにつけて保存
タッパーに入れたタレと一緒にチャーシューを保存をすると、ジューシーなまま保存できます。
手づくりの場合は作ったら、まずはタレとチャーシューをしっかりと冷ましましょう。
タッパーは水分をしっかりと拭いて、できればアルコール消毒してください。
チャーシューを塊のままタッパーに入れて冷蔵庫で保存します。
冷めてくると脂分が白く塊になって浮いてきます。
そのまま一緒に温めるとジューシーな仕上がりになりますが、カロリーが気になったり脂っこいものが苦手な場合は取っても大丈夫です。
この脂は炒め物をするときなどにも使えるので、ラップに包んで保存しておくといいですよ。
ラップに包んで保存
チャーシューをラップに包んで保存する場合は、タレと別々に保存します。
冷蔵庫での保存ならカットせずに塊のまま、ピッタリと空気を抜いてラップで包みましょう。
冷凍保存するなら一回分ずつにわけて、ピッタリとラップで包みます。
タレは別にして、タッパーなどの容器に入れて保存してください。
ラップで包んだら、乾燥しないように密封できる袋に入れて冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
冷蔵庫で冷凍した場合、解凍は自然解凍をするのがおすすめです。
まとめ
今回は、チャーシューの日持ち日数や冷蔵と常温の賞味期限、保存方法をまとめました。
手作りチャーシューの日持ち日数は、冷蔵保存では5日から1週間程度、冷凍保存では2週間は保存できます。
市販のチャーシューの日持ち日数は、冷蔵保存では5日~1週間程度、冷凍保存では10日~1年とさまざまです。
常温に置いておくと菌が発生し食中毒の危険がありますので、すぐに冷蔵庫に入れるようにしましょう。
腐ったチャーシューは糸を引いたり、変な臭いがしたりするので、必ず食べる前に「見た目」と「匂い」に変化がないか確かめてくださいね。
冷蔵庫や冷凍庫でおいしく保存するには、塊のままチャーシューをタレにつけてタッパーで保存するか、ラップに包んで保存するのがおすすめです。
チャーシューを保存する前にカットしてしまうと菌の付着や乾燥につながるため注意してください。
また、タッパーやラップを使わずに冷蔵庫に入れておくとパサパサになってしまうのでおすすめしません。
しっとりと美味しく保存して、いろんなアレンジを楽しみたいチャーシュー。
便利な常備菜ですので、お弁当や毎日のおかずに活用してくださいね。
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