とんかつを温め直してサクサクにする方法は?レンジやトースター活用術
家庭で調理したとんかつやスーパーで買ってきたとんかつを温め直したらベチャベチャになってしまった…そんな経験はありませんか?
揚げたてのようにサクサクの衣で食べたいけれど、むずかしいことはしたくないし、できればレンジやトースターを活用して、手軽においしく温め直したいですよね。
冷めてしまったとんかつは、衣が水分を吸ってベチャっとなっています。
それをうまく蒸発させることができればサクサクが復活しますよ。
ただ、温めすぎると焦げたり中の肉がパサパサになったりするため注意も必要です。
今回は、とんかつをレンジやトースターなどで温め直してサクサクにする方法をご紹介します♪
とんかつを温め直してサクサクにする方法4選
とんかつを温め直してサクサクにする方法を4つご紹介します。
ポイントは、冷蔵庫から出したての冷たいとんかつではなく、室温に戻したとんかつを温めることです。
そして、表面の油をキッチンペーパーで押さえて吸い取っておきましょう。
ひと手間ですが、これで仕上がりが変わってきますよ。
では、効果的な温め方は以下にまとめます。
①電子レンジ
とんかつを温め直してサクサクにするには、電子レンジで温める方法があります。
ただ電子レンジを使う場合、衣の水分を逃がすために、油が出てきたら吸収させる工夫が必要です。
とんかつを電子レンジで温めると中までしっかり温まりますが、衣がベチャっとなりやすいという欠点があるからです。
特にラップをかけてしまうと、よりベチャっとなりやすいため、ラップはしないで温め直してください。
電子レンジでの具体的な温め方法は後述します。
②トースター
とんかつを温め直してサクサクにするには、トースターを使うのがおすすめです。
トースターは、中まで温めるというよりは表面を温めることが得意です。
油断すると失敗して焦げてしまうため注意は必要ですが、ほどよく温めれば衣はサクッとしやすいですよ。
トースターでの具体的な温め方法は後述します。
③フライパン
とんかつを温め直してサクサクにしたいとき、フライパンを使う場合は、弱火で温めるのがポイントです。
トースターと同様、中まで温まる前に表面が焦げやすいため、電子レンジを併用する方法がおすすめですよ。
フライパンでの温め直しのやり方は、油をひかずにサクサクになるまで弱火で温め、ひっくり返して同じように温めてください。
油がじわっとにじんできたら、その都度ふき取るようにすると衣がサクサクになりやすいです。
④グリル
魚焼きグリルは、魚を焼くだけでなくトースターのように使うことができます。
そのためとんかつを温め直すことにも活用できます。
魚焼きグリルがある場合は、とんかつやコロッケなどサクサクにしたいものを温め直すのに便利ですよ。
ただ、こちらもトースター同様に焦げやすいです。
時々様子を見ながらサクサクになるまで温めてください。
とんかつを電子レンジで温め直してサクサクにする手順
電子レンジでとんかつを温め直してサクサクにする手順を具体的に説明します。
まず準備するものは、耐熱皿、キッチンペーパーです。
耐熱皿の上にキッチンペーパーを敷きます。
キッチンペーパーが薄手のものなら、2~3枚敷いてください。
キッチンペーパーを使うのは、温め直したときに出てくる油を吸い取るためです。
ちゃんと油を吸い取らないとベチャっとした仕上がりになってしまうのです。
ラップは蒸気がこもってベチャっとなる原因になるため、使用しないでくださいね。
温め直しの時間は600wで30秒くらいずつ、温かくなるまでやってみてください。
温め直しが終わっても衣がサクサクにならない場合、トースターか魚焼きグリルを使いましょう。
レンジだけでは中まで温まっても、衣はサクサクにならないことが多いですよ。
とんかつを電子レンジで温めたら爆発する?注意点!
とんかつを電子レンジで温め直していて、ボン!!と爆発した経験がある方もいるのではないでしょうか。
とんかつが爆発してしまうのは、肉から出てきた水分が原因です。
水分が温まると水蒸気になり、とんかつの衣の中で膨張して爆発してしまうのです。
電子レンジの中が大変なことになるためラップをしてしまいたくなりますが、そうすると衣がサクサクにはなりません。
このようなとんかつの爆発を防ぐには、少しずつ温めては様子見を繰り返すか、少し衣に穴を開けておく方法をとるしかありません。
ですがそもそも、電子レンジでとんかつを長く温めると、水分が出すぎて肉がパサパサになりますので、爆発する前に取り出すのが一番いいです。
とんかつをトースターで温め直してサクサクにする手順
とんかつをトースターで温め直してサクサクにする手順を具体的にご紹介します。
準備するのはアルミ箔。
とんかつがくっつかないようにくしゃくしゃにしておきましょう。
アルミ箔を使うことで焦げ付き防止になりますよ。
天板があればその上にアルミ箔をのせます。
なければ網の上にアルミ箔をのせます。
その上にとんかつを乗せ、衣がサクサクになるまで5分くらいずつ温めます。
何枚かとんかつがある場合は、重ならないように並べて温めてください。
できれば1枚ずつ温め直した方が、サクサクになりやすいです。
表面が焦げそうな場合は、上にもアルミ箔をかけて中まで温めてくださいね。
先に電子レンジで中まで温めてから、トースターを使う方が時間の短縮にはなりますよ。
ぜひ試してみてください。
とんかつを温め直してカリカリにする方法は?
とんかつを温め直してカリカリにするには、天ぷらでするように、衣を水でぬらす方法を取ると衣がカリカリになりやすいです。
揚げ物が冷めてしまったときは、具の水分が衣に移ってしまっていることが原因なのです。
そこで衣全体をまんべんなく水で濡らすことで、温め直したときに均等に水分が蒸発しやすくなりますよ。
ただ、濡らしすぎるとベチャっとしたのがなかなか蒸発しないので、霧吹きでサッと水をかけるくらいにしておくといいです。
そのあとトースターか魚焼きグリルで温め直しましょう。
前述した方法でアルミ箔をしいて、カリカリになるまで温め直してください。
水分を飛ばすように、時々ひっくり返しながら温め直すのがポイントです。
惣菜とんかつを家で揚げ直し!美味しく揚げるコツは?
惣菜のとんかつをもう一度家で揚げると、実はあまりおいしくはなりません。
油の中で、衣の水分が飛ぶまで揚げていると、どうしても中身に火が通りすぎてパサパサになります。
しっかり揚げないと油切れも悪くなりますから、やはり中身はパサパサで衣もカチカチになってしまうのです。
また、お店の油は業務用の油かもしれないということも、家で美味しく揚げ直しができない点として挙げられます。
業務用の油だとシリコンが添加されていて、家庭で使う油とは違うものがあります。
その場合、とんかつがうまくサクッと揚がらずに、油切れも悪くなって、ベチャっとしてしまう可能性が高いです。
結局、レンジ+トースターで温め直したほうが簡単で美味しい、という結論になります。
冷めたとんかつを美味しく食べるアレンジレシピ3選
冷めたとんかつを美味しくアレンジするレシピをご紹介します。
とんかつを作りすぎてしまったときの次の日など、ぜひ活用してください。
かつ丼(カツ煮)
卵でとじたかつ丼なら、衣がサクサクじゃなくても美味しく食べられます。
- フライパンにめんつゆと水を入れます。味を見てみりんを少し足すと、ご飯に合う甘辛い味になります。
- 火にかけてぐつぐつとしてきたら、とんかつを入れ、溶いた卵を入れます。このとき、卵を半熟状態で食べたいのであれば、卵は全部入れずに3/1ほど残してください。
- フタをして20秒くらい加熱し、火を止めて残りの卵を入れフタをします。
予熱で卵に火を入れると半熟卵のかつ丼の完成です。
カツサンド
お弁当におすすめの、カツサンドのレシピです。
- まずは8枚切りの食パンをトーストします。
- キャベツを千切りにして塩もみし、水気を絞りましょう。
- トーストした食パン2枚にバターをぬり、お好みでからしかマスタードを塗ります。
- 食パン1枚の上にキャベツを広げ、ソースを塗ったとんかつをのせ、またキャベツを広げてもう一枚の食パンをのせます。
- それをラップでしっかりめに包んでしばらくおきます。
- こうすることで包丁でカットしやすくなります。
- 食べやすい大きさにカットしてください。
とんかつロール
海苔巻きの中にとんかつが入っている“とんかつロール”のレシピです。
- 大き目の海苔にご飯を薄く広げます。
- そこにお好みでキャベツの塩もみしたものを、水気を絞って広げます。
- とんかつはソースをつけて、1㎝の幅で細長く切り、広げたキャベツの手前にのせます。
- それをくるくる巻いたら、食べやすい大きさに切ってできあがり。
まとめ
とんかつを温め直してサクサクにする方法をご紹介しました。
レンジとトースターを併用するやり方が一番おすすめです。
トースターがなければ魚焼きグリルも使えますよ。
ほかにも、フライパンを使ってとんかつをサクサクに温め直す方法もご紹介しました。
別の調理のついでにフライパンを使うほうが楽な場合もありますよね。
洗い物が少なくなりますし、いろいろな方法を知っておくと便利です。
レンジでとんかつを温め直すときは、爆発しないように注意してください。
また、油での揚げ直しはあまりおいしく仕上がらないのでおすすめできません。
それなら、冷めてしまったとんかつを違う料理にアレンジしたほうがおいしく食べられますよ。
今回は、かつ丼とカツサンド、とんかつロールをご紹介しています。
ぜひ作ってみてくださいね。
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