「かつ丼なんて、カロリー高すぎてダイエット中はやばい！絶対に食べたらダメ！」と思っていませんか。

ジューシーなカツと甘辛いタレがかかったご飯の組み合わせを前にしたら、なかなか避けることはむずかしいですよね。

中には「太らないならガッツリかつ丼を食べたい」と思っている方もいるでしょう。

この記事では、かつ丼のカロリーを豚肉の部位や量ごとに記し、「太る！やばい！」と思っているダイエット中の方でも健康的に食べる方法を紹介します。

かつ丼のカロリー

かつ丼のカロリーは、一般的には1杯あたり約600～800キロカロリーです。

ただし具体的なレシピや使用する材料によって異なりますから、お店で食べる場合はメニュー表にカロリーが記載されているかチェックしましょう。

 

カツ丼のタンパク質（栄養素）

カツ丼の主な栄養素を以下の表にまとめました。

 

栄養素	量	説明
タンパク質	30～40g	とんかつ（約20～25g）+ 卵（約6g）
脂質	20～30g	とんかつの揚げ油による
炭水化物	45g	ご飯（150gあたり）
ビタミンB群	豚肉から摂取	エネルギー代謝に重要
鉄分	豚肉から摂取	貧血予防に役立つ
ビタミンD	卵から摂取	骨の健康をサポート
セレン	卵から摂取	抗酸化作用がある

 

かつ丼はタンパク質を豊富に含んでいます。

脂質やカロリーには注意が必要ですが、バランスを考えながら楽しみましょう！

 

カツ丼は太る？

 

カツ丼は1日の摂取カロリーをオーバーすると太る可能性があります。

 

一般的に1杯あたり600～800キロカロリーで、一般的な成人の1日の摂取カロリー（約2000～2500キロカロリー）に対してかなりの割合を占めます。

 

たとえば、昼にがっつりカツ丼を食べる場合、夜の摂取カロリーを減らすよう調整したり、しっかり運動したりすれば問題ないでしょう。

 

しかし、ほかの時間帯の食事でも高カロリーなものを選ぶと、オーバーカロリーになりやすく、体重増加につながる可能性が高くなります。

 

一方、基礎代謝がもともと高かったり、食べた分のカロリー消費を促進する運動を積極的にしたりする場合、かつ丼を食べても太りにくくなるケースはあります。

 

つまり、かつ丼自体が太る原因になるわけではなく、食べ方や生活習慣によって影響を受けるのです。

 

食べすぎると飽きる原因にもなりますから、バランスを保ちながら美味しいカツ丼を一食しっかり味わいましょう。

 

カツ丼のカロリーはやばい？

 

カツ丼のカロリーを「やばい」と感じるかは人それぞれです。

 

ダイエットに積極的な人からすると「やばい」と感じるかもしれませんし、体重や体型を気にしていない人からすると、特に気にすることはないかもしれません。

 

カロリーでいえば、前述のとおり一般的に1杯あたり600～800キロカロリーです。

 

このカロリーの高さは、主にとんかつ（揚げ物）やご飯によるもので、特にとんかつの脂質が影響しています。

 

特に女性の中には、肉や揚げ物というだけで「高カロリーでやばい」と感じて、避けたり少なめにしたりする人がいるのも事実です。

 

とはいえ、たまに楽しむ程度であれば「やばい」というほどのカロリーではありません。

 

食べ方を工夫し、ほかの食事でバランスを取ることが大切です。

 

かつ丼のカロリー【ヒレカツ丼】

ヒレカツ丼のカロリーは、およそ600〜750キロカロリーです。 

カロリーの詳細は以下です。

 

ご飯の量（白米150g）	約250〜300キロカロリー
ヒレ肉100g（揚げた状態）	カロリー約200キロカロリー
卵1個（約50g）	約70キロカロリー
砂糖や醤油、みりん、だしなどで作るタレ	約50〜80キロカロリー
玉ねぎや三つ葉などのトッピング	ほとんどカロリーに影響なし

 

ヒレカツはロースカツよりも脂肪が少なく、カロリーも控えめで、バランスの良い食事を目指す方には良い選択肢です。

 

ただし、ボリュームが多い場合や、ご飯が大盛りになると全体のカロリーも高くなります。

 

カツ丼のカロリー【小サイズ】

 

カツ丼（小サイズ）のカロリーは、およそ500〜650キロカロリーです。

カロリーの詳細は以下です。

 

ご飯の量（白米120g）	約200〜250キロカロリー
ロース肉80g（揚げた状態）	約220キロカロリー
卵1個（約50g）	約70キロカロリー
砂糖や醤油、みりん、だしなどで作るタレ	約40〜60キロカロリー
玉ねぎや三つ葉などのトッピング	ほとんどカロリーに影響なし

 

カツ丼のカロリー【ご飯なし】

 

ご飯なしのカツ丼のカロリーは、およそ350〜450キロカロリーです。

カロリーの詳細は以下です。

 

ロース肉100g（揚げた状態）	約270〜300キロカロリー
卵1個（約50g）	約70キロカロリー
砂糖や醤油、みりん、だしなどで作るタレ	約50〜80キロカロリー
玉ねぎや三つ葉などのトッピング	ほとんどカロリーに影響なし

 

ご飯がないことでカロリーが大幅に減りますが、ロースカツとタレが中心ですから満足感は残ります。

 

食事のカロリーを抑えたい場合や、炭水化物を減らしたい場合に適した選択肢です。

 

ただ丼ものはご飯あってこそですから、厳密にはこの場合はカツ丼とはいいません。

 

カツ丼のカロリー【ヒライの大江戸カツ丼】

ヒライの大江戸カツ丼はカロリーは量が多いため、合計で900〜1000キロカロリーと推測しますが、店舗によって異なる可能性があります。

 

正確なカロリーは店舗のメニュー表を確認しましょう。

 

カツ丼のカロリー【ほっともっと】

ほっともっとのカツ丼のカロリーは、公式情報によるとライス普通盛りで944キロカロリー、ライス大盛りで1090キロカロリーです。

 

サクサクに揚げたとんかつを甘めの醤油だれで煮込み、玉子でふんわりとじた、ほっともっとのカツ丼。たくあんの食感とも相性抜群です。

 

かつ丼を低いカロリーに抑える調理のコツ

カツ丼のカロリーを低く抑えるためには、以下のような調理の工夫ができます。

 

• 揚げずに調理する
• ヒレ肉を選ぶ
• 卵を1個に減らす
• タレの砂糖やみりんを控える
• ご飯の量を調整する
• 具材を増やす

 

エアフライヤーやオーブン焼きを使うことで、油を使わずにカツを調理すれば、油のカロリー（約90キロカロリー/10g）を大幅にカットすることができます。

 

また、肉はロースよりもヒレを選ぶことで、脂肪分が少ないため、同じボリュームでも20〜30％のカロリー減少が期待できます。

 

さらに、卵を2個使うことが多いカツ丼ですが、1個だとカロリーが約70キロカロリー減ります。卵をしっかり混ぜてからかければ少量でも満足感が得られますよ。

 

カツをしっかり食べたい場合は、ご飯を減らしましょう。ご飯を100〜120gに抑えることで、150〜200キロカロリーほど減らすことができます。

 

また、白米を玄米や雑穀米に変えると、少量でも満足感が増し、血糖値の急上昇も抑えることができるため、ダイエット中の方におすすめです。

 

かつ丼をダイエット中に食べるときのポイント

 

かつ丼をダイエット中に食べるときのポイントは以下です。

 

• 野菜をプラスして満足感アップ
• 食べる順番に気をつける
• 食事後のアクティブな行動を心掛ける

 

カツ丼に玉ねぎ、きのこ、ほうれん草、三つ葉などの野菜をたっぷりと入れることで、少ないカツやご飯でも満足感が増して、栄養バランスもよくなります。

 

また、付け合わせのサラダや野菜スープを用意するのもいいでしょう。

 

サラダから食べ始めることで、食物繊維を先に摂取し、その後にカツ丼を食べてください。血糖値の上昇が抑えられます。

 

さらに、カツ丼を食べた後は、軽いウォーキングなどの運動を取り入れて、摂取したカロリーを消費しましょう！

 

カロリーを減らすことばかりに気を取られるよりも、運動することでより健康的なダイエットが叶います。

 

美味しいカツ丼を堪能したあと、満腹でそのまま寝るのではなく、運動や入浴をして健康的な生活を心がけてみてはいかがでしょう。

 

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